皆さま こんにちは。
アルカスホームです。
先日、新築工事に先立ち【地鎮祭(じちんさい)】執り行いました。
写真はその際の様子です。

紅白幕に囲まれ、祭壇にはお供え物と榊が整えられ、いよいよ家づくりが
始まるんだなと身が引き締まる瞬間です。
地鎮祭は、これから工事を行う土地の神様に
・工事の安全
・建物の無事完成
・そこに住まわれるご家族の繁栄
を祈願する、日本ならではの大切な儀式です。
そもそも地鎮祭って何をしているの? って話ですが
地鎮祭は、神主さんをお招きして行う神事で、主に以下のような流れで
進みます。
・修祓(しゅばつ):土地や参列者を清める
・祝詞奏上(のりとそうじょう):神様へ工事の安全を祈る
・鍬入れの儀(くわいれのぎ):『エイ、エイ、エイ』という掛け声
とともに建築主・施工者それぞれが土地に手を入れる所作を行います。
この鍬入れの儀は、「これからこの土地に家を建てます」と
神様にお知らせする意味があると言われています。
お供え物にも意味があります。
祭壇に並んでいるお供え物にも、実はひとつひとつ意味があります。
・米・塩・水:生活の基本
・酒:神様の感謝
・野菜・果物・魚:自然の恵み
家づくりは人の力だけではなく、自然や土地との共存の上に成り
立っている、そんな日本人の考え方が感じられる部分でもあります。
『地鎮祭は必須ですか?』 とご質問をいただくこともありますが
必ずやらなければならないことではありません。
ただ、
・気持ちの切り替えになる
・家づくりの良いスタートになる
・工事関係者全員が安全意識を共有できる
といった点から、おこなって良かったとおっしゃるお客様がとても
多いのも事実です。
地鎮祭は、完成後には形として残るものではありませんが『この日から
家づくりが始まった』 という記憶として、きっとご家族の中に残る大切な
一日になります。
アルカスホームでは、こうした節目一つひとつを大切にしながら、安心して
住み続けられる家づくりを進めてまいります。
これから本格的に工事が始まりますが、安全第一で心を込めて取り組んで
いきます。
